のりあいタクシ~!? 「おたがいさん」

日記

先日、友人が主催した(フェイスブックで呼びかけ)、ドネーションカフェというものに行ってきた。
なんでも昭和スナックにあこがれのある主催Mさんが、NPOの学校の場所で、プチスナックをやると。
いわく「コロナになってから、友達とお茶とかする機会が減ったから~♫世間話でも!」とのこと。

指定の場所(NPO法人の一室)に行くと、先客が一人。
和歌山県、橋本市(和歌山市より約40km東)で、「のりあいタクシー」みたいなもの(後述)をやっている代表の方とのこと。
橋本市のその地域(柿の木坂)は人口5万ほどで、高齢化が進み、「買い物難民増加中」の地域なのだそうだ。
最寄りのスーパーや病院までタクシーを使わないといけないとのこと。

それで、一計を案じたOさんは、有志と月~金まででシフトをくみ、日替わりバスのような感じで運行しているとのこと。
現在は任意団体として活動し、報酬は、「ガソリン代と100円とのこと」
なんともはや~、という感じである。

思い立ったきっかけは、自身が奈良の北山村という僻地(失礼)出身で、当時は、なにかあると、地域住民が自家用車に近所の人をのせて、新宮市(最寄り町)まで乗っけていくカルチャーがあったからだ、という。

とはいえ、なかなか大変である。
きくところによると、利用者(高齢)の方のADL(Activities of daily living)日常生活能力」を確認したり、定時運行なのに急に「病院に行って!」などさまざまなケースがある模様。

団体名は、「おたがいさん」とのこと。
なんとも愛らしい。
HPは以下↓↓↓

Home | otagaisan
地域型. 福祉輸送 おたがいさん. 和歌山県橋本市 柿の木坂区から始まった、 市民活動のお買い物輸送支援団体です。 乗合いから、助け合いへ。

正直、橋本市には数回しか行ったことがないのだが、似たような問題は、日本全国にあるはずだ。
不動産の仕事をしていたころ、実に多くの空き家と出会った。
主に泉佐野から和歌山市の間だが、あるエリアなど、急騰な坂に「これでもか!」というくらい家がたっている。
車が使えるうちは、それでもよいのだが、高齢になり車を手放すと難儀する。
それでドンドン空き家になっていくエリアだった。

はっきりいうと、不動産業界は新築が一番儲かる商売なのである。(「新築プレミアム」という言葉をきいたことがあるでしょう?)
新築が儲かるから、郊外に戸建てをたてて、売るというビジネスが小林一三以来(?)、続いているビジネススタイルなのだ。
ローンが完済し終わった頃には、高齢になり、車手放し、買い物難民になる、というのが前述の坂の上の町である。

脱線したが、山奥に住んでいても、役所に行く用事、ATMに行く用事、病院、スーパー。
自分は幸い街中に住んでいるため、また宅配などの発達により、今のところ不自由していないが、車はNGなので、明日は我が身である。

「おたがいさん」は、きっと
地域の人の足になっているのだろう。

自分は「制度のはざま」という言葉が浮かんだ。
既存のセイフティーネットワークのはざまにあって、そこから漏れてしまう人たち。

自分が応援している「子供センター るーも」もそう。
虐待を受けた子どもたちの一時あずかり場なのだが、既存の制度で救われない人たちは一定数いる。

特定非営利活動法人 子どもセンターるーも | 子どもセンターるーも

不登校、その他。
NPOや民間の団体がやるしかないのだが、本当いうと、こういうのが「ビジネス」になるべきだと個人的に思う。
やっぱりきちんと対価を払うべきだと思う。
近江商人の、「三方よし」という言葉がある。
三方とは「売り手と買い手、そして世間」だ。

いやはや脱線しましたが、いろいろ気付かされたお話でした。
他にも、ドネーションカフェでは、沖縄話、QEEN話などできて、有意義な時間を過ごせた。
「世間話」も大事である。

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