非合理なリーダーの「背中」を見せる ~ 『年収一億円になる人の習慣』山下誠司 ~

日記

井上新八さんの本の後に、「あ!」と思い出した本がある。
『年収一億円になる人の習慣』山下誠司著という本。
この人も新八さん並である、朝4時出社を365日休みなしを10年続けたそうだ。

「能力」の差は、小さい
「努力」の差は、大きい
「継続」の差は、とても大きい
「習慣」の差が、いちばん大きい

これがこの本のモットーだ。

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著者は、すごい。
26歳で美容室EARTHに入店してから、社長の國分氏のアドバイス「一億になりたいなら、3年休みなく出社せよ」を愚直に守る。

毎日、やり続けると生産性云々でなく、仕事が好きになるというのだ。

そして休まずに三ヶ月間たったとき、それまでの自分からは思いもしなかった感情を覚えるようになったのです。
「仕事がけっこう好き」という感情です。~そして休まず3年が過ぎたころには、「仕事と遊びの境界線がなくなる」ようになりました。
國分は私に「年収一億超えたければ、仕事を大好きになることが大前提」ということを教えてくれたのです。~P.17

そして、365日出社し、誰よりも早起きして出社する(4時代)。
その「姿勢」を見せれば、部下のやる気、マインドが変わってくる。
問題児だらけだった部下も、年下店長のいうことをきくように変化していく。

「仕事が遅いのは、能力のあらわれだが、「スタートが遅い」のは姿勢の問題」
と述べる著者は、リーダーのがむしゃらな「姿勢」を貫くという軸でも読める。


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自分もいつの頃からか、毎朝、むずかし目のテクストを読むようにしている。
というのも、一日で読める量は、本当にしれているからだ。
天才はいざしらず、僕のようなドン亀が、前進するには、この方法しかない。
たまにブレイクスルー、コップの水が溢れる瞬間(量が質にかわる)を目指して、やるしかない。

自分の場合、ときどき休んでいたが、井上新八さんと、山下誠司さんの本を読んで考えをかえた。
「とりあえず、三ヶ月」毎日やってみようと。
2月は、全日やってみた。
肩凝りはひどいが、今のところいけそうだ。(ウォーキングマストだ。)

結局、井筒さんの語学も曜日決めて、復習していたというし、チートはないのかもしれない。
「微差が大差になる。」瞬間を目指して。

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もうひとつは、フットワークの軽さ。(これは経営者共通だと思う)
著者は、本も読むが、「これは!」という経営者に会いにいく。
CoCo壱の宗次さんに会いにいき、一緒にボランティアを手伝う。
アドバイスの中身自体は、本に書いてあるようなことであっても、やっぱり直接教えを受けるとインパクトが違う。
また以外な教えもあったり、上に引き立ててくれたり、時には応援してもらえる。
要は、「アナログが大事」だということだと思う。

こんな時代だからこそ、「直接」会う。
直接会いにくるとか、そういう(手間もふくめ)が、よい結果に結びついているのだと思う。

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「期限をきめて、量をこなせ!」というのも、本書のモットーだ。


「完璧主義」ではなく「最善主義」で仕事をする。
完璧主義の人ほど「質」を追い求める傾向があります。そして、質を求めるあたりに行動がとまってしまう人がどれほど多いことか、、、。
「完璧主義」ではなく、「最善主義(限られた時間で最大の結果を出す考え方)」で仕事をしたほうが、結果的に「質」を上げることにもつながるのです。
「期限」「量」「質」であり、逆から(質から)入ってしまうと、なかなか成長できません。「期限」を決めて、圧倒的な「量」をこなすからこそ、やがてそれが「質」に転化します。
「期限付きの量」こそが、究極の「質」をうむのです。~P.89

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耳が痛い話だが、説得力がある。

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「2ランク上の人」からのお誘いは、「もちろん行きます」以外言ってはいけない。

これも忘れられないセンテンスだ。
自分も、商売をしていたとき、何度か目上の人からの誘いをうけた。
自分は人づきあいが苦ではなく、当時は酒も好きだったので、幹事をしたり、言われるがままに動いた。
そうすると、ある時、A社長が「◯くん、君の登山おもしろそうやな、一回連れってよ」(ある意味フットワークが軽い)となったのだ。
登山は問題なく終わったが、この登山は気づきの宝庫だった。
6時間くらい一緒に時間を過ごすわけである、ビジネスのコツ、業者紹介、銀行の攻め方(超実践的!)、経営手法、お金の残し方、終わったあとの居酒屋まで、みっちり、教えてくれた。
あのえらい社長を7時間独占できる、なんてそうそうない。
そして超絶「記憶」に残るのだ。

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「落ち込んでいいのは、最長3分まで」「仕事は質よりも「スピード」。フライングならなおよし。」等々、忘れられないフレーズがたんまり。

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しかし一番印象深いのは、著者の「熱さ」だ。朝四時出社してもそれ自体は手当などはつかない。でもそれを貫く熱さ、労働基準法なんて言っていたら、人は何事かをなしえない、そんな想いが行間から伝わってくる。

「非合理」であっても「貫く」姿勢、に読む人はなにかを感じるに違いない。

美容室業界でなく、ホワイトカラーの人にむしろ読んでもらいたい。

おすすめ度 ☆☆☆☆☆

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